Part of me
Motoki Ohmori
本当に僕が消えるその日まで
君にたくさん伝えておきたいんだ
誰にも言えない古傷が痛んだら
決して気づかないふりをしちゃいけないからね
大切なものが増えてゆく
このままね
離したくないのに
形在る総ては
いつかは必ず亡くなるみたい
出遇えた歓びも
いつかは薄れて消えてゆくらしい
とてもじゃないけれど
僕にはどうしても耐えられそうにはない
遠く離れてもここに居るよ
誰かが君を忘れても
僕は何処へも行かないよ 本当だよ
君が忘れる日が来るまで僕は生き続けるよ
壊れたこの羽で
泣いてる君の元へ飛んでゆこう
僕はこの砦で
誰か来てくれるのを待っている
とてもじゃないけれど
寂しくてどうしても耐えられそうにはない
人はもうこの大地で
数えきれない
嘘や偽善の澱みを観てきた
心を見せられないけど
「誰かに愛されたい」
疲れたこの脚で
どこまで歩けるか試してみたい
あの川のほとりで
汚れた体を洗い流して
いつかは亡くなって
誰かの一部になれなかったとしても
今日のこの倖せだけは
何にも変えられない奇跡だと
素直に思える僕が居る
悲しみの果てに何が待ってる?
あの橋の向こうで 君を待ってる