壊さなきゃいけないもの
錆びついたレールの上
月の光が反射してる
どれくらい待てばいいのか
近づいて来る列車の気配
ああ 不安は冷え切った闇の底
永遠と続く一縷の望み
試される今
壊さなきゃいけないものは
目の前にあるものじゃなく
越えられない 無理かもしれないと思う
自分自身の弱さだろう
ただ見上げていたって
その壁が消えることはない
言い訳を考えるよりも
確かに歩いてると
自分を信じることだ
始まりは見えないほど
真っ暗な壁が聳え立ってる
呆然と言葉失い
その壁に手を押し当ててみた
ああ 心は風の中で叫んでる
いつも目の前に 訳知り顔で
邪魔する絶望
壊されてしまうものとは
無我夢中でやりたいこと
思い込みを守ろうとすればするほど
真実 見失ってしまう
泥だらけにならなきゃ
美しさに気づかないだろう
思い通りに生きることより
涙が乾く頃に
夜明けはやって来るよ
壊さなきゃいけないものは
目の前にあるものじゃなく
越えられない 無理かもしれないと思う
自分自身の弱さだろう
ただ見上げていたって
その壁が消えることはない
言い訳を考えるよりも
確かに歩いてると
自分を信じることだ