散ればいいのに…
Yasushi Akimoto, UZA
もう少しこの場所で 会えるのかな
春色の風が吹き 桜が咲く日まで
制服で待っていて いつもの道
木漏れ日の その中で あなたと微笑みたい
4月には 別々の街角に立ち この空を見上げ
雲の行方を追いかける 大人になりたくなかった
人はあといくつの涙を 流したら 強くなれるの?
胸に募ったその想いが 花のように 散ればいいのに
いつだって会えるよと 言ってくれる
やさしさが 意地悪に思えて 悲しくなった
1本の人生は 2つに分かれ 夢を見て進み
時に振り向き思い出す 卒業式の教室
人は初恋より素敵な 恋愛を 見つけられるの?
遠い記憶の しあわせな日々
鉛筆のように 消せればいいのに
ありがとう さようなら
人はあといくつの涙を 流したら 強くなれるの?
胸に募ったその想いが 花のように 散ればいいのに
やがて 桜が教えてくれる
散ること 咲くこと 生きること