春を発つ
Iori Kanzaki
Mhm
Mhm, mhm, mhm
あれからずいぶん経ったなと
思い返す日々も何度目だろう
もし違う道を
なんてことは (なんてことは) もう今更か
僕ら一瞬を強く生きている
他人事なんて馬鹿は言えない
選び放題の今を話そう
全てが吹き荒れる
春を発つあなたの胸の鼓動がずっと
止まらぬように
駆け足浮き足立った僕らの歌が
響きますように
ハロー 僕らの出会いが風を運ぶ
運命なんてもの信じたくなるよ
転んで置いてかれながら
何度も迷う日々もあるだろう
それでも忘れないでほしい (忘れないでほしい)
月並みな言葉だけど
一人じゃないこと 言葉も喜びも
痛みも誰かと分かち合えること
夢物語はいつだって
現実に変えられることを
春を発つあなたの日々が誰かに愛を
教えますように
春一番の風に揉まれ新たな愛を
知りますように
あなたが何者かあなただけが知っている
誰一人止めることはできない
春を発つあなたがいつか思い出せる
場所になれたのだろうか
彷徨い歩くあなたの背中をあと
何回押せるのだろうか
春を発つあなたの足がいつまでも前を
向きますように
春を発つあなたの声がいつまでも
咲き誇りますように
ハロー 僕らの出会いが風を運ぶ
運命なんてもの恥ずかしくもなるよ