あなたを感じていたい
Izumi Sakai, Tetsuro Oda
ねぇ そんなにしゃべらなくても
私笑っていられるから
もう逢えない気がして
誰もいない駅のホーム
それぞれの冬選び 想い出に手を振った
あなたを感じていたい
たとえ遠く離れていても
ときめく心 止めないで
みんな 見えない明日を探している
約束なんて何もないけど
変わらない二人でいようね
ふるえる口唇 ふさいで
別れ際 言いかけた言葉に
もう逢えない気がした
独り歩く街中が にじんだキャンドルでいっぱい
切なくて
あなたを感じていたい
白い吐息の季節の中で
今すぐ飛んでゆきたいけど
すべてを捨てて行けない私がいる
口に出さないやさしさが痛い
窓の外も雪に変わった
あなたを感じていたい
銀色の季節の中で
輝き続けて欲しい
だけど都会のスピードに流されないで
待っているからと どうしてあの時
素直に言えなかったのだろう