Les Aventuriers

この船はどこへ辿り着くのか
誰も知らないはずの便
だけど不安よりは不謹慎なわくわく
が胸躍る
いつもより
だから帆を上げろ 帆を上げろ
今はひた進むそれのみ
うまく舵をとれよ
碇をあげろ 帆を上げろ
(この先に何が待っているんだろう)
Long long time ago
って そんな前じゃないって!
張りつめたクラスに
緊張感はあふれて
筆箱もノートもわけもなくお洒落で
他人を見て
自分の立ち位置を探してる
「あの娘はすぐ多分
人気がでる」とか
ありきたりな予想で 黒幕をきどる
真後ろの湿気くさい
冴えないやつとは
卒業後ずっと連絡取りあうとか
わけもなくテンションは上がって
わけもなく鉄棒にぶら下がってる
今 思うとあん時のテンションは
桜のにおいとかでぶっ飛んでた(笑)
あいつら全員おなじクラスなのに
俺だけひとり島流し状態だ fuck'in
しかもほかの学校の首領がいるとか
漫画みたいな話じゃん 楽しまな!!
この船はどこへ辿り着くのか
誰も知らないはずの便
だけど不安よりは
不謹慎なわくわくが胸躍る
いつもより
だから帆を上げろ 帆を上げろ
今はひた進むそれのみ
うまく舵をとれよ
碇をあげろ 帆を上げろ
(この先に何が待っているんだろう)
中高6年間男子校だから
空想をしていたよ 女の子の
検索ばっかしてたらこうなった
ニュータウンから見えない神戸港
習慣 海経由の登下校
"港めぐり"じゃない これ地元ネタ
船乗ってもうスタートに戻れない
乗組員諸君に告ぐ
ようこそ未知の海原へ
これまでのおまいらの
甘いハニートーストみたいな生活は
すべて幻想と化すだろう
血も涙もない
慈悲も愛すらもないが
でも一つだけ
えー なんだっけ?
学年で一番人気のあの娘と
冴えない男子代表のパンピーな私が
放課後屋上で遊んだりだとか
今 おもえば結構リア充だったよな
髪を染めたり ラインを入れたり
ピアスをあけて
スカート短くしたり
ビビってそういうの
出来なかったけどさ
30近くなっていざ会ってみたら
尖ったあいつは心身共に丸くなり
無口なあいつは成功して小金持ちに
ヤサグレてた飛行少女の女子とも
共通の趣味で話が進んだり
なんか良くわかんない
璧あったよなー
時間たっちゃうとすぐ壊れちゃう壁
だけど
そんな青臭い大海原さ
出航するならいっそ楽しまな!
この船はどこへ辿り着くのか
誰も知らないはずの便
だけど不安よりは
不謹慎なわくわくが胸躍る
いつもより
だから帆を上げろ 帆を上げろ
今はひた進むそれのみ
うまく舵をとれよ
碇をあげろ 帆を上げろ
(この先に何が待っているんだろう)