サクラ列車
金吾 近藤
そよぐ春風高鳴る胸
はしゃいで過ぎた季節の側で
今また一つ階段を昇る
笑顔と涙永遠の誓い
小さな呼吸で泣いてた子猫
かかえきれない思い出を抱いて
きっと来年も再来年も
ずっと変わらない気持ちで
会えたらいいね大切にしたい
サクラ列車に乗って
暮れる街角かさなる顔
つないで消えた戸惑いの色
今また一つ扉が開く
通いなれた道その先の未来
流されて見失わないように
くじけた時はまたここにこよう
きっと来年も再来年も
ずっと変わらない気持ちで
会えたらいいね大切にしたい
サクラ列車に乗って
心のどこか見過ごしてきた
空の青さ海の光
会えたらいいね本当の自分
サクラ列車に乗って
ゆっくりゆっくり進むラララ
サクラ列車に乗って