初恋の踏切
僕は早起きをして
家を出たよ
いつもの通学路
君とすれ違うのは あと5分
坂道のあの踏切
下りた遮断機の向こう
横一列
冬の制服たち
君は自転車で片足ついて
腕時計を気にしていたよ
心の内 鳴り続けてる
ときめきは警報機みたいに...
青い電車が通り過ぎてく
その瞬間 君のことが遮られて
余計に切なくなる
初恋よ
夢をもっといっぱい
見せて欲しいんだ
一瞬の僕のマドンナ
初恋よ
たとえ 儚いものとしても
卒業するまで(一日も休まず)
君とここで会い続けよう
やがて遮断機が上がり
スローモーション
君が線路 渡る
僕は何事もなかったように
すぐ近くをすれ違うのさ
こんな気持ち 初めてなんだ
名前さえ知らない君なのに...
青い電車のゴーゴーという
走行音 聞くその度キュンとするよ
条件反射の恋
愛しさよ
君のその面影を忘れられなくて
この胸に痛みが残る
愛しさよ
明日 同じ時間に来て
遮断機の向こう(そっと憧れて)
僕は何も言い出せないまま
初恋よ
夢をもっといっぱい
見せて欲しいんだ
一瞬の僕のマドンナ
初恋よ
たとえ 儚いものとしても
卒業するまで(一日も休まず)
君とここで会い続けよう
初恋の踏切で会いたいよ
それ以上 望まない
毎朝の片想い
初恋の踏切で会いたいよ
すれ違う一瞬が
僕の宝物
青春の青い電車