つぎの夜へ
Enon Kawatani
写真の真ん中に写った
君は得意気でした
写りに五月蝿いところなんかも
覚えてるよ
雪の降ったあとは
帽子に集めて投げたね
その時触れた手から
僕は抜け出せない
つぎの夜へ
つぎの夜へ
心変わりするなら今だよ
つぎの夜へ
つぎの夜へ
頭の中で歌うよ
歌うよ 歌うよ 歌うよ
何となくでいいんだ
君の話を聞かせてよ
とりとめのない
言葉でも安心するのさ
時計の時刻はもう
0時をさす前に止まった
あの時間から僕は
ずっと動けないよ
つぎの夜へ
つぎの夜へ
心変わりするなら今だよ
つぎの夜へ
つぎの夜へ
頭の中で歌うよ
歌うよ 歌うよ 歌うよ