ヒカリ
KIM
言葉じゃ言い表せないほどの
悲しみがこの街に降る
どうすりゃいいかも分からないまま
不安が夜を連れてくる
心が音をたててきしむ
ふるえる手を強く握る
絶望が押し寄せても
希望の灯は消せない
微笑みがくれた
淡くあったかいヒカリ
ひとつひとつが 寄り添う様に
自然に惹かれ導かれていく
悲しみに暮れて 優しさにふれて
ゆっくりだけど 力強く
僕らは進み続ける
ひとつじゃ頼りないそのヒカリは
輝きをやがて失う
消え行くその灯を灯すことは
1人じゃ出来やしないから
震える肩を抱き寄せてる
その手に手を重ね合わす
強がった優しさでも
心に灯は灯るよ
温もりにふれて
1人なんかじゃなくって
姿形は 違うとしても
同じヒカリがそこに在るから
悲しみが全て 消えたりしないって
知ってる だから 胸に抱いて
僕らは進み続ける
穏やかな日常がこんなに愛しい
特別な幸せは必要ない
あるがままの心で
たまに弱音吐いたって
愛すべき人がいれば
僕を呼ぶ君を
抱きしめられなくなって
姿形は 変わっていても
同じ光でここに居るから
悲しみに暮れて 優しさにふれて
ゆっくりでいい
顔を上げて 明日へ進み続けて
ヒカリを集めて