ヤサシイウタ
ナオ
何も知らない
何も要らない
そんなことを思う自分が
弱く嫌で確かなものを
求め崇め満たされないよ
震えているその心と体を解き放てよ
誰かに手を差し延べよう
そうされたかったなら
もう少しで触れ合えそう
あとほんの一握りだけ勇気を持って
まるであの時の僕が
そこにいる様な気がするよ
ただ違うことは
君がここにいないということ
瞼を閉じればあの日が
今も甦ってくるよ
君の笑い声や泣き顔でさえも
君の右手を掴もうと
僕の左手が追いかけ
もう少しで届きそうだよ
だから待っていて
まるであの時の僕が
そこにいる様な気がするよ
ただ違うことは
君がここにいないということ
今僕の全てここに
捨て去ってもいいだろう
ほら聞こえるでしょ?
君に届いて優しい歌
ほら聞こえるでしょ?
まるであの時の様に