Siren
浩志 稲葉
分厚い雲にじんわり
包み込まれ倒れそう
どうせならどしゃぶりになれ
何かを今失いそう
ジユウという響きにただ憧れ
結局僕はどこまで
はばたいてゆけたというの
絶対きみだろ
何も無い僕のそばにいたのは
そうだろ
黙って抱きしめてくれたのは
風吹く真昼の街に
サイレンが響きわたる
愚か者よ目を覚ませ ah yeah
気がつきゃ道を曲がり踏切を渡って
見慣れた通りのはじっこに
たどり着いて黄昏の世界
その窓の灯りは誰のためのもの
こんな時こそすべてを
前向きにとらえさせておくれ
絶対きみだろ
ゆずれぬ物は今目の前にある
そうだろ
ムリヤリ抱きしめりゃいいんだ
ふるえる胸の奥の方
サイレンが響きわたる
愚か者よ走り出せ
絶対きみだろ
何も無い僕のそばにいたのは
そうだろ同じ光を見てた
Don't let me be alone
たしかに僕には聞こえている
そうだよ
知らないふりはもうできない
優しい歌声のよに
サイレンが空に溶ける愚か者よ叫べ