This Age
圭一 佐々木
誰かに逢いたい どこか
人恋しい気分は
あの日とかわらない
歩き出せばすぐ前の
壁にぶつかるばかり
絶えず痣にしてた
悲しみがつづく時代の中で
痛みさえ 鈍くなってないか
あのころのボクにいま逢えるなら
そんな空想ゆらす月光
忙しさに流されて
胸中にある約束を
犠牲にしたままで
空気ばかり読みすぎて
奥にあるボクらしさ
身動きもできずに
迷いつづけるこんな時代の中で
感情さえ 引きずられてないか
窓に昇る満月見て 生きるとか
そんなシアワセがある すぐ側に
寒いカゲに震えて 歩いてた
そんな記憶を照らす月光
ニガイ思い出たちを のり越えて
ボクはいまこの場所に辿りつく
あのころのボクにもし逢えたなら
語らずに わかれよう