灰色の世界に色を塗れ！
ちなみ
大人になればなるほど
だんだん色褪せてくる
大人ってなんだ
子供の頃の記憶も
だんだん白黒になっていく
本当の自分はどこにいる
明日、僕らは何処へいく
灰色の世界に色を塗れよ
透明なままで
居てやる必要なんかはないのだから
灰色の世界に僕が色を
塗ってあげるよ
だからさそんな悲しい顔をしないでおくれよ
ばかばかしく思えるのは
きっとその分一生懸命生きてきたから
寂しいと感じてしまうほど
過ごした時間に意味があったということ
もどかしくてもう可笑しくてもいいから
感じるままに
あなたの涙に吸い込まれ
僕はまた絵の具を混ぜる
灰色の世界は何もないけど
あなたの横に僕がいる忘れないで
灰色の未来に僕が色を
塗ってあげるよ
瞳の奥の微かな光を見逃さない
ほらみて 西日が差し込み
僕たちは微笑み
灰色の世界に色を塗れよ
灰色の世界に僕が色を
