Roots
崇仁 内澤
例えば 何を思ってきたか
そいつが世界をつくってきた
だけれど元を辿ってみても
君は涙をつくってきた
駆け出す足を見つめる度
そいつが自分をつくってきた
だけれど傷ついた事全部
望んで出向いた訳じゃなくて
どうにかしてしまおうか
そいつのその声は
どうすりゃ満足なのか
ほら大層に叫ぶ
「全てを心に抱いてみせてよ
寂しい夢じゃいつもと同じ
全てを心に抱いてみせてよ
深呼吸して 単純なもんだ」
例えば 誰かの為にと思う
自分の中にはそいつがいる
だけれど誰かの為になんて
望まれるような自分じゃない
どうにかしてしまおうか
そいつのその声に
誰が満足なのか
自問自答は廻る
「見せてよ
悲しい日々はこれでもう終わり
見せてよ心に抱いてる全てを
深呼吸して
全てを心に抱いてる全てを
君が望めば景色は変わる
全てを心に抱いてみせてよ
深呼吸して」
単純なもんだ