オアイコ
一秒見つめて すぐまた逸らして
触れそうな距離は やけに風を感じて
言葉を探して 見つかって 引っ込めてまた
頭ん中だけ あぁだこうだ言えて
ひとりだけ誘い出して よそ見なんてもうしないように
胸の奥にその手で触れて欲しい
風に流すから 言葉にしていいよ
ゆらゆらと 揺れてる心
ほろ苦くて甘い記憶 ひとつずつ分け合えたら
その声届くかな 焼き付くほどに
ぎゅっと掴んで そっとかわして
ふわり ただオアイコのままでいいんだよ
そっちが言って こっちじゃなくて
ゆらり まだオアイコのままでいいんだよ
口癖覚えて そんな自分に狼狽えて
はぐらかした本音は まだ全部は見せないよ
さり気ない視線が すれ違い 遠く見るたび
弱気な胸だけ あぁだこうだ言って
追いかけて覗き込んで 不安な顔なんてしないから
背中越しの声を離さないで欲しい
真っ赤に染まった 横顔わらって
じわじわと 溶けてく心
泣けるほどもどかしい夕陽 まだ思い出じゃないよ
この声届くかな 包まれるように
じっと黙って そっと笑って
ふわり ただオアイコのままでいいんだよ
こっちを向いて そっちじゃなくて
ひらり ただオアイコのままでいいんだよ
風に流すから 言葉にしていいよ
ゆらゆらと 揺れてる心
ほろ苦くて甘い記憶 ひとつずつ分け合えたら
その声届くかな 焼き付くほどに
ぎゅっと掴んで そっとかわして
ふわり ただオアイコのままでいいんだよ
そっちが言って こっちじゃなくて
ゆらり まだオアイコのままでいいんだよ