冷たい嘘
しかし連絡がないな
ずっと待ってるのも
堅苦しくなってきた
いらぬ想像は宇宙をも超えるな
あなたの隣に誰も居ません様に
ただ恋しいだけなのに
あなたの背中だけ笑って
見つめついて行きたい
それだけなのに
昨日ついた嘘はもう過去になる
残るは後悔とうまくいかない今
あなたを愛した事もさぁ
いつかは嘘になるんだ
なんだか心が痛いと
全部をダメにした様だ
悲しい不安な気持ちに
茜空が涙を誘う
切れた電球は耳元で振れば
小さな音でさようなら
どこか理解している
だったなら面倒臭い事
毎日ため息つくだけに
息を吸うなんて
ずっと大切だと思っていたけど
僅かな隙間から生まれた気持ちが
ゆっくり揺れはじめたら
なんだか解らなくなるんだ
最後のキスはきっと
二人を引き留めようと
お互いがした冷たいキスだと
目をつぶって潜る夏の
水に流してしまおうか
深く深く見えなくなるまで
なんだか心が痛いと
全部をダメにした様だ
悲しい不安な気持ちに
あぁなんて嫌な夢だと
笑ってしまえればこんな
狂おしい想いも知らずに
茜空が涙を誘う
切れた電球は耳元で振れば
小さな音でさようなら