真冬のハーモニー
しんしんと雪が降り積もるから
あなたの温もりを体で感じたい
甘い言葉なんかささやくよりも
手のひらを重ねたり
瞳を見つめあったり
輝きを散りばめた未来を
あなたとゆきたい
どうして雪は空から降ったばかりの
綺麗な姿のままではいられないけれど
静かに舞って積もって汚れてしまって
それでも純白の魔法を胸にかけるよ
美しいものはいつも儚くて
消えてしまうけれど
永遠を想う心の中を
白く染めてゆくよ 幻だとしても
嘘なんかじゃなくて届くはずさ
どれほどに恋しくて
訳もなく愛しくて
その想いが二人を結ぶよ
きっと永遠に
冷たい風が吹いても大丈夫
あなたとわたしでならば
越えてゆけるはずさ
真っ白に雪はこの街をつつんでいって
時計を止めてしまうほどの静寂の中
美しいものはいつも儚くも
消えてしまうけれど
せつせつと雪が降り積もるから
あなたの温もりを抱きしめ感じたい
遠い過去になんて戻れないから
これからを話そうよ
これからの未来を
永遠を想う心の中を
白く染めてゆくよ静かに でも確かに
だから今はあなたと雪を見ていたい
どれほどに恋しくて
訳もなく愛しくて
その想いは二人が奏でる
真冬のハーモニー