November
夢見るあなたの 長いまつ毛きれいで
夜中見ていた ひとりきり見ていた
誰もがひとり 一度の人生に
運命の相手が 必ずいるらしいよ
だけどね私達の ほとんどは見つけられない
例えば目の前に居ても 気付けない
信じて傷つくのを 怖がっているそのうちに
通り過ぎて行くから
もしも私にもうひとつの翼が生えて
鳥のように自由に 空をはばたけたなら
あなたの肩にそっと 優しく舞い降りて
愛をささやきながら眠りにつきたい
夜風があなたの 少し長く伸びた
前髪ゆらして 暗い影つくった
誰もがひとり 一度の人生に
運命の相手が 必ずいるのなら
瞳の奥見つめて 何かを感じたときは
ぎゅっと握りしめたその手はなさないで
失うことに慣れてしまった人なんてきっと
どこにも居ないから
もしも私にもうひとつの翼が生えて
鳥のように自由に 空をはばたけたなら
あなたの肩にそっと 優しく舞い降りて
こらえきれなかった涙をぬぐいたい
もしも私にもうひとつの翼が生えて
鳥のように自由に 空をはばたけたとしたなら
その翼のどちらもあなたへ捧げたい
あなたが好きな所へ 飛んで行けるように