アドラスティアの抵抗
本当は何のための世界なんだろう
敬虔な祈りを さらっていく
本当は何のための僕らなんだろう
明言を避けて 飼われていく
欠けた月ひとつ 変わらぬ従容
あなたの裏側を 知りたい
遠い未来(あす)に見える 存在証明
絡み合い 走り出す運命
耳澄まし その終末を 掻き捨てる
本当は誰のためのルールなんだろう
経験に囚われ 埋もれていく
彼方見える星 輝く表情
生成消滅の 繰り返し
遠い過去に霞む 存在証明
歩をなくし 汚しあう文明
手を伸ばし 息衝く君を
抱きしめる
「静かに現れる アルカディア」
音もなく そっと羽ばたく
「僕の姿映す アルカディア」
深遠に 佇む夜明け
「夢から、...覚めても」
遠い未来(あす)に見える 存在証明
絡み合い 走り出す運命
耳澄まし 君の手を取り
その終末を 掻き捨てる
本当は何のための世界なんだろう
問う その言葉は 僕らのもの