紅茶 (Black Tea)
恋の終わりを告げる時計台が 次の時間を待ってる
止まれない 今
地下鉄の入口にある桜が今年も咲くかな
私たちまたひとつ年をとるね
春は近付いた
永遠の印に
流星が来る夜を待って願いをかけたあの日のふたり
ずっと変わらないよと抱きしめては
何もかも手に入れたと思っていたよ
この手に残るものはたったひとつ
君は私の最初の恋人だった
自転車でどこまででも行けるような そんな気がしてた
寒い日に道ばたで飲んだ紅茶の味も覚えてる
寂しいわけじゃない
自分で選んだはずなのに
どうしようもなく泣きたくなるよ
この先の未来には何があるの
もっと辛い別れはあといくつあるの
恋の終わりを告げる時計台が 次の時間を待ってる
止まれない 今
どこへも行かないよと抱きしめては
何もかも手に入れたと思っていたよ
この手に残るものはたったひとつ
君は私の最初の恋人だった