恋詩 (Love Poem)
[安田レイ「恋詩」歌詞]
[Verse 1]
絡まった蜘蛛の巣があたしを指差して
浮ついた胸の奥に皮肉を投げる
快楽に溺れし人の涙は 儚き夢の証
彼方に生きる民にあたしは無力
憂うべき運命に何を祈る
現実に流れし人の涙は 眩しき夢の魂
[Pre-Chorus]
垣間見た心の中咲く
一輪の花の色は見えぬ
妖艶と麗しき罪の名は
忌々しき愛と共に在りし
[Chorus]
夜を越えあたしの夢今開く
胸の中に宿りし恋の詩
"一夜の戯れよ"と淡として
餞の辞を捧げましょう
[Verse 2]
切なき胸の内は一向 隠して
今宵の静寂に吐息は溶ける
甘美な唇に伝う指先
密かに濡れてゆく
[Pre-Chorus]
さんざめく光の中待つ
罪深き人の影は見えぬ
永遠と唄われし罪の名は
儚き愛のもとに宿し
[Chorus]
日々を越えあたしの夢今散らし
胸の中の扉は閉ざしましょう
一夜の戯れにも煌煌と
燃え盛りし愛を冷ましましょう
[Pre-Bridge]
Ooh-ooh, ah-ah
Ooh-ooh
[Bridge]
無造作に絡んだ指を解き今
この胸の熱りは癒えよう
恍惚と喘ぐ声は空に消え
日溜まりの花と変わるのです
また芽吹くのです そう生きるのです
[Chorus]
やがて時は満ち人は変わるもの
強く儚き愛と生きるもの
つれなき恋路をただ阻むのは
"あたし"という名の影無双
夜を越えあたしの夢今開く
胸の中に宿りし恋の詩
"一夜の戯れよ"と淡として
餞の辞を捧げましょう