君は天然色
Eiichi Ootaki, Takashi Matsumoto
くちびるつんと尖らせて
何かたくらむ表情は
別れの気配を ポケットに
匿していたから
机の端のポラロイド
写真に話しかけてたら
過ぎ去った過去(とき)
しゃくだけど 今より 眩しい
想い出はモノクローム
色を点けてくれ
もう一度そばに来て
はなやいで 美しのColor Girl
夜明けまで長電話して
受話器持つ手がしびれたね
耳もとに触れた ささやきは
今も忘れない
想い出はモノクローム
色を点けてくれ
もう一度そばに来て
はなやいで 美しのColor Girl
開いた雑誌(ほん)を顔に乗せ
一人うとうと 眠るのさ
今 夢まくらに
君と会うトキメキを願う
渚を滑るディンギーで
手を振る君の小指から
流れ出す虹の幻で
空を染めてくれ
想い出はモノクローム
色を点けてくれ
もう一度そばに来て
はなやいで 美しのColor Gir