空から降ってきた卵色のバカンス
慶一 鈴木
こんな街 ひとおもいに
吹き飛んでしまえば
いいと思ったことない?
届いた荷物 窓からポンと投げ捨て
知らんぷりの気持ち
鏡に映る顔に 熱いシャワ-かけて
目 覚ましてもらいたい
しゃんとして欲しい自分に
床の上に倒れては 心ゆくまで
死んだふりしたいことない?
あくる朝になっても
何も変わらないで
目を閉じてたい気持ち
一度でいい 明日に
白い穴をあけて
空白の告白を
話してみたい 自分に
青い空からバカンスが来て
白い雲の上で眠りたい
青い空からバカンスが来て
白い雲の上で眠りたい
青い海を紙に描いて
白い卵を投げつけてたい