君と僕と夢
あといくつ歳を重ねれば
僕は大人になれるの
ずっとこの手は離さないから
だけど上手くいかないや
夢追う僕のせいで
君の幸せを邪魔しちゃうの
辛い思いさせてごめんね
でも諦めないから
ちゃんと見ているんだよ
側にいることできれば
もっと近くにおいで
いつも見てるよ
ひとつひとつの通知が鳴り響く
ノリノリで帰り道
電話しちゃおうかな でも迷惑かな?
ここは一旦やめとこう yeah
画面の中の君とまた目があって
「次会えるのはいつだろう」なんて
気付いたら声に出してたよ
髪を染めた報告 ネイル行った報告
自分の事撮るの苦手なくせに
頑張って慣れない自撮りしてくれる
その髪色も綺麗なネイルも
送られた写真でしか見てあげられなくて
情けないな もっと側に居れたら
変わったかな? なんてただの言い訳か
ちゃんと見ていたいんだよ
隣にいてくれるだけでいい
でも夢を見捨てられない
君を選べなかった
君が側居た時の写真見ると
何故か涙溢れて来て胸が苦しい
君が1番じゃない事が
僕の1番の悔しさかな
大人にならなきゃいけないの
2人別々に歩いていく
君との写真も履歴も全部
消す勇気出ず見返しちゃうよ
ねぇ今何してるの?
誰とどんな顔してるの?
僕は今日髪を切ったよ
君はどうなの?
画面の君は変わらないまま
繋がれた線は細く
「きっと、もう 会えないよな」
今日は静かだ
君の笑顔は僕の帰り道を
ポッと明るくしてくれていたよ
君の帰り道は少し暗くしちゃってたかな?
ポツポツ色の変わっていくアスファルトを目印に
また大人に近づく