フラッシュバックClimax
海岸線をドライブ
にぎわう街を
ウィンドウショッピング
夜空輝く打ち上げ花火
笑った君の隣にいる僕
視界いっぱいの夜景
バッティングセンターで空振り
ラブストーリー見入る映画館
泣いてた君の隣にいる僕
僕の手と君の手は
プラグの様に繋がってて
互いにテレパシーみたいに
伝わる映像 心は笑ってて
最近そんな録画してた
頭の記憶を見てた
懐かしい。。なんて停止ボタン
現在放送は深夜の砂嵐
不幸せって訳ではなくて
ただ幸せに慣れてしまってただけ?
二人が冷めた時もいざとなれば
簡単に温め直せると思ってた
まるで下降している様な
このストーリーの先に
何が待つのかな
もう手を離せば
君の鼓動は途絶えてしまう
フラッシュバックする
募った想い出の数だけ
羅列する流れるシーンは
愛で満たされていて
出会いは星の数だけ
二人のシナリオは一つだけ
この物語の一番の
クライマックスは通り過ぎたの?
離れる理由がないから
一緒にいるわけではなく
それでも一緒にいたい理由が
あるから離れないだけ
今日も僕は軽い笑顔を作り
部屋から出てドアを閉める
確認するように独りで
何気なく呟いた"愛してるよ"
不満がある訳じゃなくて
ただ刺激ある事に飢えているだけ?
わずかな喜びすら今となれば
分かち合えず
音も無く消えていった
喜怒哀楽見せ合ってた頃の
映像が頭に映されたまま
夜が明ける頃には
背中向け合って眠る
フラッシュバックする
募った想い出の数だけ
加速する流れるシーンは
愛で満たされていて
出会いは星の数でも
二人のシナリオは一つだけ
この物語の一番の
クライマックスは通り過ぎたの?
まるで立ち止まったこの場所で
このままサヨナラを迎えそうで
懸命に先に進もうとして、
また昔に戻そうとしてた
矛盾に気づけず
僕たちは振り返る事ばかりで
前を向く事すら忘れていたんだ
まだ見たことない君が
沢山いるはずで
だってほら
ウェディングドレス姿も
一生に一度の晴れ姿を
いつかは二人の間に一人増えて
三人で川の字で寝たりして
喧嘩もしたりしてさ
この話は次から次へと永遠に
盛り上がっていくはずだから
さぁ、新たな未来築いていこう
しっかり手は繋いだまま
過去は過去で置き去りにして
つまり今がずっと
新鮮のピークなんだって事
切り取った瞬間は
幸せそうに本気で笑う君
そして隣にいる僕
フラッシュバックする
募った想い出を残して
溢れてく新たなシーンは
愛で満たされだして
願えば星の数だけ
二人のシナリオは続いてく
この物語の一番の
クライマックスはこれから始まる