からっぽの心で
松井五郎
失くした鞄は どこだろう
まだこれから続く道なのに
いつのまにか巡る
日々のどこかで
おんなじまちがいに
立ち止まりながら
どれだけの涙を流す
歩いて歩いて
歩き疲れたなら
からっぽの心で
空を見ればいい
そこがどんなところか
好きなはずだった この街
でも 自分を守る鍵がない
すれ違う誰かの 名前覚えて
いられる場所ばかり
探し続けてる
なつかしい朝焼けも忘れ
歩いて 歩いて
歩き疲れたなら
からっぽの心で
空を見ればいい
そこがどんなところか
悩んで 悩んで
それでも行くのなら
からっぽの心で
風と行けばいい
歩いて歩いて
歩き疲れたなら
からっぽの心で
空を見ればいい
そこがどんなところか
そこがどんなところか