風見鶏
何気なく交わした約束が
心の道を照らすよ
あの日始まった物語の鍵となり
どんな扉も開けてくれた
てっぺんが見えないほど高い
フェンスの向こう側へと
夢だけ先に放り投げてよじ登り
折りの陽を見つめてた
オー いつの日も 向かい風を探す
風見鶏のように
真っすぐ時代と立ち向かい 生きてゆきたい
逃げ出さないように
流されないように
心に 深く深く
突き立てた風見鶏
泣きながら君がくれた手紙
財布の隅においてある
懐かしい声をなぞるような丸文字に
何度力を借りただろう
譲れない想いを滲ませた
涙 乾かぬ道に
刻む足跡もやがて消えゆく
そこに咲かせてゆこう 微笑みの花
オー いつの日か
朝焼けに飛び立つ
渡り鳥のように
幾重の願いが
空の果てに弧を描くよ
佇む風の跡 たどればどこかで
きっと きっと待ってる
君想う
'Cause I believe my dream, oh
優しさ見失ってまで強くなって
何を守れるのだろう
一番そばにあった笑顔が
咲く場所 探しているのに
オー いつの日か いつの日か
もう一度あの街へ
君の待つ場所まで
真っすぐ自分と立ち向かい 生きてゆきたい
弱い自分に勝てるなら
誰に負けたって良いさ
唇 噛みしめれば
聴こえるよ 君の声
いつの日も 風見鶏