眩しい雨
斉藤和義
最後のたばこに 一人火をつけ
薄暗い部屋の中で 壁にもたれて
君から漂った 香水の匂い
思い返すとそこに
君が現れる
不思議なまなざし
僕は吸い込まれていった
あの頃思い出すたび
眩しい雨が降る
ありふれた今日を変える鍵は
今でも胸の中の壁に
かかったまま
一人きりじゃ外せない
ありふれた今日を変える鍵は
今でも胸の中の壁に
かかったまま 外して欲しいよ
君から漂った 香水の匂い
同じ匂いの女 君はいなくて
あの頃思い出すたび
眩しい雨が降る
幻?戻らない日々
君が夜を舞う