deja vu
和義 斉藤
何処かで見たこの場面は
遠い昔眺めてた未来
素肌のまま眠る君の顔を見つめ
思い出していた
夢のような 陽射しがとけて
君が着てたシャツも 新しい日常も
やわらかにつつんでいく
君の胸に耳をあてる
何故か不思議 なつかしいメロディ
大きな水の中で 泳ぐ魚のように
眠る子供のように
揺れるレモンのように
もどかしい言葉も嘘も
哀しみの涙も
すべてつつむメロディ
虹のような光がとけて
透ける白い肌が 眺めてた未来が
鮮やかに浮かび上がる
夢のような君が目覚める
まためぐり逢えたね
求めてた世界を
思い出すキスをしよう