Wanderers
Yumi Matsutoya
黄昏の空はスモーキーに流れて
一等星だけ見えた
袖ちぎったシャツをくぐり抜けてゆく
ぬるい春のとばり
好きよ ヘルメットぶつけ
腰にしがみついたあのぬくもり
きみに会えなくなるなんて
きみに会えなくなるなんて
タワーが輝く坂まで走ろう
渋滞をぬいながら
きみのために替えたタイヤと心は
試せなくなったけど
好きさはじめて想った
少し未来の幸せについて
きみに会えなくなるなんて
きみに会えなくなるなんて
だけど we're wanderers はかない夢
だけど we're wanderers もういない
きみに会えなくなるなんて
きみに会えなくなるなんて