恋の一時間は孤独の千年
Yumi Matsutoya
隣り町もゆれる 花火の晩
光の降る川に 舟を出すの
Ding Dong 流れてゆきたいのずっと
暗い海にそそいでも
大切な荷物もみんな 捨てて腕の中へ
恋の一時間は孤独の千年
禁じられた恋は 瑠璃色の鳥
見えない夜なのに かごを抜ける
Ding Dong はばたいてみたいのずっと
誰かを悲しませても
帰る場所はもうないの 力尽きる日まで
恋の一時間は孤独の千年
たとえば10年後の花火の晩
約束の川辺に 呼び出してね
Ding Dong 人混みをすりぬけきっと
涙があふれるかしら
まだ愛し合っていても 遠くなっていても
恋の一時間は孤独の千年