帰愁
Yumi Matsutoya
許してほしかった ふざけすぎた私
ひさしぶりのそのまなざし さよならがこわくて
私の名前を呼び捨てにできない
遠くなったあなたがいた ゆうべは目の前に
あの日からの悲しみを 素直に云えたら
もう一度 髪にふれてくれたの
ラララララ はじめてあなたと どこで逢い
ラララララ いつからあなたと愛し合い
ラララララ 渇いた瞳が離れない
それから なみだ雲ばかり
弱い心には嘘も忍び込むわ
忘れるため身をゆだねた ゆきずりのひとたち
元気そうでよかったと あなたはわらったけど
云えなかった ああ本当は ずっと淋しかった
人ごみは何もきかず私を包んで
毎朝の駅へ流れてゆく
ラララララ はじめてあなたと どこで逢い
ラララララ いつからあなたと愛し合い
ラララララ 渇いた瞳が離れない
それから なみだ雲ばかり