女友達
康 秋元
こんな夜中過ぎに
呼び出されたのは
いつものファミリーレストラン
ノーメイクの君が
お代わり自由の
コーヒー飲んで 待ってた
また 男に
振られたんだろう
でも 今度は
持った方だよ
泣きながら 愚痴言って
それで気が済むのなら
夜明けまで 頷いて
聞いてあげるよ
You're a friend.
君のその魅力が
わからないなんて
そいつの目はきっと
節穴さ
僕たちって
どんな仲なんだろう
魅かれてても
愛とは違う
冗談を言えるほど
少し 元気が出たら
タクシーで 君の家
送ってあげるよ
You're a friend.
そんな世間知らずを
ほっておけなくて
突然の電話でも
駆けつけるよ
でも一番 馬鹿な
見る目ない
男 誰だろう
泣きながら 愚痴言って
それで気が済むのなら
夜明けまで 頷いて
聞いてあげるよ
You're a friend.
きっと 恋人よりも
貴重な存在
進展がないから
変わらない