Brunchはブルーベリー
康 秋元
ちょっぴり遅く目覚めた朝は
カーテンの裾から陽が洩れる
少し熱めのシャワーを浴びて
メンズのシャツ 借りておくね
もう あなたは
仕事に行ってしまったみたい
ブルーベリーを一つ摘んで
何かしあわせな気になる
寝ている私にキスしてくれたかな
あなたの部屋のキッチンで
お気に入りのBrunch
アヴリル・ラヴィーン ヴォリューム上げて
窓を開け広げて 風入れよう
ここから見えるスカイツリーが
この恋のカレンダーよ
ねえ もう少し
あなたの部屋にいてもいいよね?
ブルーベリーは酸っぱいけれど
甘いやさしさに溢れて
可愛いお皿が"オハヨウ"って言ってる
あなたが用意してくれた
私だけのBrunch
鍵はいつもの
ポストに入れるね
さあ ベランダの
鉢植え 水をあげたら帰るよ
ブルーベリーを一つ摘んで
何かしあわせな気になる
寝ている私にキスしてくれたかな
あなたの部屋のキッチンで
お気に入りのBrunch