アナスターシャ
岬の先を ロシアの貨物が
ゆっくりと通り過ぎてく
そのコンテナに 何を乗せるのか
夢はどこへ向かうのだろう
その上空を 旋回してる
たった一羽の渡り鳥よ
何度陽が沈み 何度昇れば
遥か彼方の大陸に辿り着く oh
ごめんアナスターシャ 約束を守れずに
あの夜の僕には 勇気がなかった
ごめんアナスターシャ 君はまだ若すぎて
止められなかった 愛すことのその重さ
背負えなかった僕さ
僕の教科書に 走り書きをされた
知らない街のアドレス
もしはぐれたら ここで会おうと
君は未来信じていたんだね
今この手には チケットがある
国境を越えたリグレットよ
何度夢を見て 何度醒めれば
胸の痛みは跡形さえなくなるの
いつかアナスターシャ 悲しみを訪ねよう
目に浮かぶ面影 心の音色を
いつかアナスターシャ 埋められぬ過ちの
傷口辿って 愛されてたその意味に
苦しむべきだと思う
ごめんアナスターシャ 約束を守れずに
あの夜の僕には 勇気がなかった
ごめんアナスターシャ 君はまだ若すぎて
止められなかった 愛すことのその重さ
背負えなかった僕さ