追憶の光
Shunichi Tanabe
街には眩しい飾りが溢れて
冷えた体をぎゅっと
温め合う人々
ねぇあなたのその眼にはどう映ってるの
興味もないから
あなたとの未来を
幾度思い描いた
でも私だけだったのそれは
私が居なくても
あなたは生きていける
少しの打算もなく思い合えた
あの頃の二人が
羨ましいね
別れようの一言で
終れてしまう今が
残酷で苦しい
私の薬指
からみついた愛で
満たされていた
痛みもとけた
寂しいほどあなたを
感じたから
儚いまま 時計の針は
動き出していくけど
後になって分かったって遅いけど
大丈夫 もとの二人に戻るだけだよ
ただそれだけなんだ
愛してた さよなら
とても幸せでした
本当ありがとう 最後くらいは
良い人で終わらせて
あなたとの未来を
幾度思い描いた
だけどもうそれも
意味がないこと
思い出に変えてゆく ah
時計の針は 動き出したんだ
あなたが居なくても