あかんたれ
もず唱平
天神囃子 ききながら
夢を結んだ 宿灯り
あんた忘れて しもたんか
あかんたれ あかんたれ
去るもの追わずと いいながら
涙で酒割る 大阪育ち
幸せなんか 願(ね)ごてない
死ぬも生きるも 二人づれ
あんた忘れて しもたんか
あかんたれ あかんたれ
夜汽車はいまごろ どのあたり
未練はないのか 大阪暮し
謗(そし)られたって このオレは
構うもんかと いうたはず
あんた忘れて しもたんか
あかんたれ あかんたれ
わりない仲でも 泣きをみる
義理には勝てない 大阪かたぎ